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重曹で歯を磨くことのメリットとデメリット

更新日2022.05.17

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重曹で歯を磨くことのメリットとデメリット

重曹で歯を磨くことのメリットとデメリット

一般的に重曹は、台所の油汚れを落としたり洗濯に使われたりする掃除用のものと思われております。

重曹で歯を磨くことに抵抗がある方も多いと思いますが、重曹は天然の無機物質のため、人体への影響はないものと考えられております。

しかし過剰に体内に摂取することは、体調不良や過呼吸の原因になる可能性があるため注意が必要です。

重曹は炭酸水素ナトリウムであるため、研磨作用によ着色汚れを落とすことや、弱アルカリ性という性質から臭いを中和することに役立ちます。

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重曹で歯を磨くことのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • 【メリット】
  • 虫歯予防の効果…重曹にも唾液と同じような酸を中和させる成分が入っているため、虫歯予防になると言われております。
  • 口臭予防の効果…酸性による口臭原因の場合は中和することができるため、口臭予防の効果が期待されております。
  • 着色汚れを落とす効果…重曹の成分には歯のタンパク質汚れを落とす効果があるため、汚れを落とすことに効果があると言われております。
  • 【デメリット】
  • 歯が削れてしまう…頑固な汚れを落とすことに特化しており、非常に研磨作用の強い物質なため、歯の表面のエナメル質を削ってしまう可能性があります。
  • 歯石がつきやすくなる…重曹は口内をアルカリ性にするため、歯石が付着しやすくなります。
  • 塩分の過剰摂取につながる…重曹は塩と同じくナトリウム化合物で構成されているため、誤って飲み込むと塩分の過剰摂取につながります。
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重曹には着色汚れを落とす効果があります。そのため歯が白くみえることがあるようですが、これは歯の表面を削って見えているにすぎません。

歯を白くする効果としては、ホワイトニングとは違うため期待できないと言えるでしょう。

白くて綺麗な歯を期待するのであれば、ホワイトニング専門の歯科医院の受診を検討してみることをおすすめします。

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