歯科 医療事務管理士(いりょうじむかんりし)の資格とは?
窓口業務やレセプト作成、カルテ管理などの業務を行う資格のこと

歯科 医療事務管理士の資格は、民間資格です。
歯科 医療事務管理士は、JSMA(技能認定振興協会)が実施する「歯科医療事務管理士技能認定試験技能認定試験」に合格して取得できる資格です。
主な仕事は、受付や会計の窓口業務、レセプト(診療報酬明細書)作成、カルテ管理などが主な業務内容です。
他にも、歯科診療で使う器具の準備などのサポート業務を行う場合もあります。
また、医師が記述したカルテや、処方箋等の専門文書を読むこともあるため、医療事務の知識だけでなく、歯科治療の専門的な知識を求められる場合があります。
受験資格は、特にありませんが、 医療事務従事者に必要とされる医療保険制度の知識は必要です。
さらに現場では、治療費の計算やレセプトの作成の電子化が進んでおり、最低限のパソコンスキルが必要となります。
・医療保険制度の知識
・パソコンスキル
それ以外では、歯科医院の窓口対応がありますので、最低限の接客マナーは身につけておくようにしましょう。

歯科 医療事務管理士の試験内容と気になる合格率は?
歯科 医療事務管理士の出題形式は、マークシート方式の学科問題が10問です。
実技は、レセプト作成・点検が3問出題されます。
・医療保険制度から、解剖学・点数算定・医療用語などが出題。
実技
・う蝕・歯周病・ブリッジなど、それぞれのカルテが出題。
試験は年6回(奇数月の第4土曜日)行われます。会場は、全国にある試験会場か、インターネットを通して受験することもできます。
受験料… 6,945円(税抜)※受講料は2019年8月時点のものです
詳細は、JSMA(技能認定振興協会)のホームページから確認することができます。
合格率は、70%前後です。
JSMA(技能認定振興協会)のホームページに、合格率が記載されています。