「あごが鳴る」「口が大きく開かない」「あごが痛む」が主な症状です。
物を噛んだり、口を開閉する際に、咀嚼筋(あごを動かす筋肉)に痛みや違和感を感じることを顎関節症(がくかんせつしょう)と呼びます。
顎関節症は精神的ストレス、疲労、噛み合わせの異常などがありますが、直接的には「歯ぎしり」や「食いしばり」による影響が、最も大きいと考えられます。
つまり、「歯ぎしり」や「食いしばり」により、咀嚼筋に疲労が蓄積され、顎関節にも過剰な負担がかかり、痛みを伴う顎機能障害が起きる考えられています。
顎関節症は精神的ストレス、疲労、噛み合わせの異常などがありますが、直接的には「歯ぎしり」や「食いしばり」による影響が、最も大きいと考えられます。
つまり、「歯ぎしり」や「食いしばり」により、咀嚼筋に疲労が蓄積され、顎関節にも過剰な負担がかかり、痛みを伴う顎機能障害が起きる考えられています。
- 顎の周辺、こめかみ、首すじの痛み、肩こり。
- 顎関節部や耳の穴の内前方あたりの痛み。
- 顎を動かしにくい、大きく開けられない、物がよく噛めない。
- 顎を動かした時にカクンあるいはミシミシ音が聞こえる。
- さらに頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい、鼻やのどの違和感。
(1)病状の経過や全身状態などの問診
(2)咀嚼(そしゃく)に関わる筋肉の触診
(3)噛み合わせの診断
(4)顎関節のレントゲン撮影
(5)MRIやCT撮影
(6)筋電図
(7)顎の動きの測定
(8)内視鏡で関節の診断
顎関節症患者の殆どは非外科的治療(咀嚼筋のマッサージやストレッチ、マウスピースによる治療、薬物療法など)により改善します。
非外科的治療では治らない顎関節の痛みには、関節内の炎症性物質を洗い流す顎関節洗浄療法が適用されます。
これでも改善が見られない場合は、変形した骨や関節円板を整形する顎関節開放形成術の適用を検討します。
自分にも思い当たる症状がある場合は、歯科医または口腔外科専門医にご相談をおすすめします。