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歯を補うことができる入れ歯の種類や特徴について

更新日2023.11.14

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目次
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入れ歯の種類

歯を補う入れ歯にはいくつかの種類があります。完全床義歯(総入れ歯)、部分床義歯(部分入れ歯)、他にもオーバーデンチャーなどがあります。ここでは、入れ歯の種類や特徴、値段や選び方、入れ歯洗浄剤まで説明しております。

入れ歯の種類はとても豊富で、お口の状態に合わせて使い分けることが出来ます。

総入れ歯

総入れ歯とは、歯を全て失ってしまい、1本も残っていない場合に使用する入れ歯。
人工歯と義歯床でできています。
※義歯床(ぎししょう)とは、義歯の構成部分の1つです。

部分入れ歯

部分入れ歯は、支えになる歯が部分的に残っている場合や、歯を失ってしまった本数が1本から使用する入れ歯です。
歯の場所により、部分入れ歯の形状は変わります。
保険治療の場合には金属のバネ(クラスプ)が付いたタイプの部分入れ歯しかありませんが、保険外治療の場合にはクラスプが付いていないものや、義歯床の部分に金属やシリコンを使用し噛んだときの違和感が少ないものも選択できます。

入れ歯の種類・特徴・費用

総入れ歯タイプ

〇コンフォート

生体用シリコーン(クッション性の高い素材)で覆うやわらかい入れ歯で、痛い、噛めない、はずれやすいという従来の入れ歯の常識を覆した新しい入れ歯。

〇金属床

プラスチックの入れ歯に比べて薄くて違和感の少ない入れ歯です。 また、熱伝導性が良く、飲食物の温度や味が感じやすくなります。 金属床は保険適用外となります。

〇レジン床

通常のレジンプラスチックでできた保険適用の一般的な入れ歯です。
厚みを要し、安定感に乏しく違和感が強くなりやすいという難点もあります。その点費用が安く修理がしやすいなどのメリットもあります。

〇イボカップ床

保険適用外のイボカップというプラスチックを使用した入れ歯。
保険の入れ歯で使われるプラスチックよりも気泡が少なくより精密で丈夫な、匂いや汚れのつきにくい入れ歯です。

部分入れ歯タイプ

〇レジン床

通常のレジンプラスチックでできた保険適用の一般的な入れ歯です。
厚みを要し、安定感に乏しくき違和感が強くなりやすいという難点もあります。その点費用が安く修理がしやすいなどのメリットもあります。

〇ノンクラスプ

クラスプ部分を金属ではなく特殊なプラスチックで作製した入れ歯です。
素材により、固いものからやわらかいものまで選択することができます。

〇金属床

プラスチックの入れ歯に比べて薄くて違和感の少ない入れ歯です。 また、熱伝導性が良く、飲食物の温度や味が感じやすくなります。
金属床は保険適用外となります。

〇磁石式

歯の根が残っている場合、歯の根に金属の被せ物をつけ、入れ歯の中にマグネットを埋め込み密着・安定させます。
磁石の力で入れ歯がぴったり吸着されることで物を噛む力が高まり、安定性も増します。

入れ歯の値段

〇保険の入れ歯と保険外の入れ歯の違い

保険適用外の入れ歯の場合、素材を選択でき、部分入れ歯の場合、保険のクラスプよりも目立ちにくい物を選べ、細かい要望に応じることができる。
入れ歯の性能は保険適用のものよりも良くなりますが、費用も高価になってきます。

〇入れ歯の値段(保険の入れ歯)

保険の入れ歯は、総入れ歯の場合は片方約10,000円、部分入れ歯の場合は片方約5,000円~15,000円程です。

〇入れ歯の値段(保険適用外の入れ歯)

保険適用外の入れ歯は素材によって異なり、歯科医院によっても料金は変わりますが、総入れ歯の場合は片方約300,000円~650,000円程。
部分入れ歯の場合は片方約150,000円~650,000円程です。

入れ歯の選び方のポイント

入れ歯を選ぶには、自分の口内状態を診てもらい、医師と相談のうえ決定していくことをおすすめします。。 最終的に自分自身が納得できる入れ歯を選択することが重要です。

ホームページから入れ歯治療の信頼が出来るかどうか見極めるには下記の3つのポイントが重要です。

〇院長の経歴

院長の専門が「義歯床補綴(ぎしそうほてつ)」とあれば安心。

〇ある程度ベテランの歯科医師であること

入れ歯作りは経験によって良し悪しが左右されることが多く、治療経験が浅い若い医師は期待ができません。

〇歯科医院のスタッフに歯科技工士がいる

大多数の歯科医院は入れ歯の作製や修理を外注しているのが現状で、修理に時間がかかったり細かい修正にずれが生じてしまったり等、歯科技工士が常駐するクリニックと比較すると精度の違いが出ることは否めません。
歯科技工士がいれば、場合によってはその場ですぐに作ってくれることもあります。 色や使用感の希望を直接伝えることができ、より自分の希望に合った入れ歯を作ることができます。

入れ歯洗浄剤

入れ歯洗浄剤を毎日使ったほうがいい理由

〇入れ歯にカビがでる

入れ歯に汚れが残っていると、入れ歯にカビが生えてきます。
ブラシで磨いただけではカビを落とすことができないので毎日入れ歯洗浄剤を使う必要があります。

〇口の中にカンジダ菌が増える

口の中には誰もがカンジダ菌を保有しています。
入れ歯洗浄剤にはカンジダ菌を殺菌する成分が入っているので、毎日使用することにより、効果的にカンジダ菌の増殖を防ぐことができます。

〇口臭がする

入れ歯を汚れたままにしておくと、歯と同じように歯石がついてしまいます。歯石は入れ歯のざらつきの原因となり、さらに汚れがつきやすくなり口臭の原因となります。

〇歯周病になりやすい

残っている歯は入れ歯に付いている細菌によって歯周病の原因となってしまうことがあります。残っている歯をできるだけ長く残すために、毎日入れ歯洗浄剤を使う必要があります。

入れ歯洗浄剤には、大きく分けて錠剤タイプ、顆粒タイプ、液体タイプの3つの種類があります。
入れ歯の種類により最適な洗浄剤が違います。
また、洗浄力やつけ置き時間も種類によりさまざまです。

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