歯のマメ知識

更新日2022.05.17

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歯は、鉄よりもずっと硬い

物の硬さを量る単位で、硬さを10段階に分けた「モース硬度」というものがあります。 人の歯は、モース硬度だと「7」です。モース硬度7とは、水晶と同じくらいの硬さです。

【身近な物のモース硬度】
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド

鉄のモース硬度が「4」なので、歯がとても硬くて傷が付きにくい事が分かります。
特に、歯の表面を覆っている「エナメル質」が、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています。
しかし、エナメル質は、歯垢の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)に弱く、エナメル質を溶かされ虫歯になってしまいます。
毎日しっかり歯磨きをし、健康な歯で快適な食生活を送りましょう!

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だ液がないと味を感じられない

食べ物の味は、「味の成分が溶けただ液」が舌の「味蕾(みらい)」に届けられる事で感じます。

だ液が減ると、味覚を感じにくくなるだけでなく、口内の潤いがなくなるり、舌と物とがこすれて炎症が起こり味蕾が働かなくなってしまったり、味蕾自体が無くなってしまうこともあります。
つまり、だ液がが減ると「味覚障害」になる可能性があるのです。
だ液の量が減ってしまう原因として、いくつか考えられますが、食事の時によく噛まないことも原因の1つです。
よく噛むことで、だ液の分泌が促進されるからです。
健康な歯を保ち続けることは、だ液の分泌を促してくれて、美味しい食事を味わえることにつながります。
ぜひ一度、口内の健康状態をチェックすることをオススメします。

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