メディカルクラークとは?
医療事務職の知識や技能を見極めるための資格のこと
一般財団法人日本医療教育財団が実施する資格試験であり、民間資格です。
メディカルクラークは、医療事務技能審査試験の合格者を指します。
主な仕事は、受付業務や診療報酬明細書(レセプト)の作成業務です。
医療事務を行う場合には、必ず資格が必要ということはありませんが、メディカルクラークの資格を有していることで、知識や技能が一定以上あることが証明できます。
日程的にも毎月行われているため、自分のタイミングで試験を受けることができます。
※願書申込受付期間は試験日の2ヵ月前~2週間前まで
メディカルクラークの試験内容と気になる合格率は?
メディカルクラークの検定試験は、学科と実技Ⅰと実技Ⅱのそれぞれの項目で審査基準(正解率70%以上)をクリアする必要があります。
①医療保険制度 |
②高齢者医療制度 |
③公費負担医療制度 |
④介護保険制度 |
⑤医事法規一般 |
⑥医事業務 |
⑦以下のいずれか一つの科目を選択 |
・診療報酬請求業務 |
・医学一般 |
・薬学一般 |
・診療録 |
⑧コミュニケーション |
⑨診療報酬請求事務 |
受験時間は3時間です。
近年の合格率は、50%~60%ほどと言われています。
仮に不合格となっても、正解率70%を超えている科目に関しては、6ヵ月間有効な試験科目免除制度がありますので、この期間内に再受験すれば、資格を取得できる可能性は高まります。
※合格発表日は約1ヵ月後