新型コロナウイルス感染症(しんがたころなういるすかんせんしょう)|教えて歯医者さんの用語集・用語辞典

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新型コロナウイルス感染症(しんがたころなういるすかんせんしょう)

これまでに報告されていない新型のコロナウイルスに関連する呼吸器感染症のことです。
COVID-19(コヴィッド19またはコビッド19)とも呼ばれております。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染症状が現れない無症候性キャリア(無症状病原体保有者)が他者に感染させる可能性が極めて高く、瞬く間に世界で感染が広がりました。
症状は風邪の諸症状のほか、個人差はありますが嗅覚や味覚を失ったとの報告もあります。
また重症化した場合は、高熱・咳・息切れ・呼吸困難・頭痛・筋肉痛や関節痛・のどの痛み・胸の圧迫感などが報告されております。

新型コロナウイルス感染症はコロナウイルス科(あるいはオルトコロナウイルス亜科)に属しております。
これまで人に感染するコロナウイルスは、風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類の6種が知られており、新型コロナウイルス感染症を入れると7種類になります。
これまでの6種は、以下の通りです。

SARSコロナウイルス(SARS-CoV) 重症急性呼吸器症候群の病原体として明らかになった感染症。
MERSコロナウイルス(MERS-CoV) 肺炎を主症状とする、中東呼吸器症候群の病原体として明らかになった感染症。
ヒトコロナウイルス229E(HCoV-229) 季節性の風邪の原因となるウイルス。コロナウイルスの総称として慣用的に使用される。
ヒトコロナウイルスNL63(HCoV-NL63) 主に乳幼児や高齢者、免疫不全患者の呼吸器疾患に関連した季節性の風邪の原因となるウイルス。
ヒトコロナウイルスHKU1(HCoV-HKU1) 風邪の症状が見られ、悪化すると肺炎や気管支炎を発症するウイルス。
ヒトコロナウイルスOC43(HCoV-OC43) 229EやNL63、HKU1とともに季節性の風邪の原因となるウイルス。
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