歯石がつきやすい人の特徴とは?

更新日2023.06.19

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歯石(しせき)とは?

プラーク(歯垢)が石灰化して硬化すること

歯石(しせき)とは?

プラークが長期間歯の表面に残っていると、唾液に含まれているカルシウムやリン酸がプラークと沈着して歯石になります。

口腔内環境により人それぞれ違いはありますが、およそ2週間ほどで歯石となります。

歯石を放置してしまうと、細菌が増殖して虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、歯茎の炎症にもつながります。一度歯石ができてしまうと、さらにプラークが付着しやすくなり、歯石量が増加してしまうことになります。

歯石は非常に硬く歯ブラシでは落とすことができないため、定期的に歯医者でクリーニングをしてもらう必要があります。

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歯石がつきやすい人の特徴

個人の口腔状態や生活習慣により異なる場合がありますが、一般的には以下のような特徴があります。

  1. 唾液分泌量が少ない
    唾液は口内の自然な洗浄剤として働き、歯石の形成を抑える役割を果たします。唾液の分泌量が少ないと、歯石がつきやすくなる傾向があります。
  2. 歯磨きが不十分
    食後の歯磨きが不十分で歯垢が残り、正しいブラッシングフロス使用が行われないと歯石がつきやすくなる可能性があります。
  3. 噛み合わせの問題
    噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪く接触不良があったりした場合、歯ブラシやフロスが届きにくくなり、歯石がつきやすくなる可能性があります。
  4. 喫煙習慣のある方
    喫煙は口内の環境を悪化させ、歯垢や歯石の形成を促進する要因となります。喫煙者は歯石がつきやすい傾向があることがわかっております。

歯石の問題を予防するためには、適切な口腔衛生習慣の確立、定期的な歯科検診とクリーニング、健康的な生活習慣が重要です。

また歯科医師との相談を通じて個別のアドバイスを受けることもおすすめです。

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