歯の知識についての一覧ページ04
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歯のホワイトニングでなぜ歯が白くなるのか
歯のホワイトニング剤の主成分として含まれるのが過酸化水素や過酸化尿素です。過酸化水素や過酸化尿素は一定温度になると、酸素と水に分解します。この時に発する酸素が、歯の着色物を無色透明に分解します。
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虫歯予防「3DS」の存在
3DSは虫歯の原因菌や歯周病を殺菌し、予防できるシステムです。3DS用の薬剤をマウスピースに塗り込み、それを装着することで虫歯となっている箇所のみならず、口腔内の原因菌を取り除きます。
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歯槽膿漏について
歯槽膿漏は、かなり進行した状態の場合、治らない病気と思われていますが、生活習慣病や体調を回復させることで、歯槽膿漏の進行を改善することができます。そのため、身体の免疫力を高めることを意識したうえで、元々体内にいる乳酸菌LSIを増やし、プロバイオティクスを活性化することが効果的です。
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歯が再利用できる時代
乳歯や親知らずにある幹細胞は、硬い歯に守られているため損傷が少なく、新鮮な状態を保つことができる上、増殖能力が高く、短期間でたくさん作り出すことができます。歯髄細胞から作られたIPS細胞は、日本人の移植に適した型を20%の割合で持つとも言われており、大きな期待が寄せられています。
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歯の硬さランキング
歯のエナメル質は、人間の体の中で最も硬い組織です。物の硬さを量る単位として、硬さを表した「モース硬度」というものがあります。硬さの基準は「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」であり、「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さではありません。
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知覚過敏の症状とその原因
知覚過敏とは、虫歯や歯髄の炎症がなく、冷たい飲み物や歯ブラシの毛先が、歯に触れたときに感じる一過性の痛みのことです。知覚過敏はエナメル質が摩耗したり、歯茎が下がることで象牙質が露出し、神経の通っている歯髄があるため通常よりも知覚が敏感になります。
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歯科検診と歯科健診は何が違う?
歯科検診とは、歯や歯周病の検査や診断を行うことです。「検診」は虫歯や歯周病などの特定の症状を早期発見することを目的としています。虫歯の検査は年に1~2回、歯周病の検査は約 3か月間隔で定期検査を受けるとよいといわれています。
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健康な歯茎を表すスティップリングとは?
スティップリングは、歯茎の内側からコラーゲン線維束でしっかり固定されている状態であれば確認することができます。しかし、歯周炎や歯肉炎のように、歯茎が炎症してしまうとコラーゲン線維束に影響が出てしまい、張りがなくなり、スティップリングを失なう場合があります。
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食後の歯磨きは口臭予防にならない?
口臭の原因には様々なものがありますが、原因の 90%以上は口内の細菌と言われています。また虫歯や歯周病、食品、全身的な病気なども口臭の原因になります。歯磨きは磨くタイミングが重要であり、回数ではありません。